三種のカタクチイワシを比較する

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新しい煮干しを仕入れてきた。千葉県産の白口っぽいやつ、2000円/kg。

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これを手持ちの煮干しと比較する。

見た目

上から順に

  • 伊吹いりこ 2800円/kg
  • 煮干し(愛媛産) 1600円/kg
  • 煮干し(千葉産) 2000円/kg

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伊吹いりこは明らかにデカいし、形も綺麗。 愛媛産の安い煮干しは酸化が進んだのか、やや黄身がかっている。 千葉産はそれと比べると白い。身は上の2つと比べるとだいぶ細く見える。この辺が味にどう影響するか。

まずはそのまま食べる。

  • 伊吹いりこ: 煮干し臭さがない、上品な味。身が多いからか、白身魚っぽい味がする。
  • 煮干し(愛媛産): 苦味が強い。ザ・煮干し。苦手な人もいそうだが、煮干し系が好きな人は好きそう。
  • 煮干し(千葉産): 愛媛産より旨味が強く、苦味が少ない。上2つの中間ぐらいか?よく噛むと青魚の味がする。

次に水出しで比較する。水に対して4%の煮干しを入れ、冷蔵庫で半日放置。

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半日後。真ん中の愛媛産は少し濁った。

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水出しで味見をしたあと、醤油をかけてさらに味見。

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基本的にはそのまま食べたときと変わらないが、

  • 伊吹いりこ: 苦味が少ないのでそうめんやうどんに使えそうな優しい味。
  • 煮干し(愛媛産): 苦味が後からくるようになった。世間一般が想像する煮干しの味。
  • 煮干し(千葉産): 魚臭さが強いというか、酸味が強い?上2つとは違う味がした。

という結果になった。 思ったよりも三者三様。ラーメンに使うときはしっかりと配分を意識したほうが良さそうだ。