おいしいラーメンが撮りたくて

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百聞は一見に如かず、画像(見た目)は重要だ。インターネットにおいて嗅覚や味覚を伝達する術はないので、このブログ上のラーメンは視覚情報こそが全てである。 文章で表現するにも限界があるし、巧みに表現したとして、怠惰な読者がそれを理解してくれる保証はどこにもない。 ラーメンの味を文字で再現しようとする書き手と、それをエンタメとして消化する読み手は根本的に非対称な関係にある。

言い換えれば、煮干しを20g使おうが、50g使おうが、多くの読者にとっては何の意味ももたらさないのだ。 それよりも綺麗に写真を撮ったほうが65535倍有益である。 なので、今回は綺麗に写真を撮ることについて書く。 (この分野に関しては素人なので、その前提で読んでほしい)

下調べ

まずは巨人の肩の上に立つ。 ksk-h.com ksk-h.com

大雑把にまとめると、カメラの向かいに光源を置いた「逆光(もしくは半逆光)」で、「レフ板」をカメラ側に置くとなお良し、ということらしい。

環境構築

そこら辺にあったIoT電球を昇降デスクにセット。こんな形で昇降デスクが役に立つとは。 f:id:haru067:20200719141009j:plain

Amazonでポチったレフ板を置く。

f:id:haru067:20200719141018j:plain

直接光を当てるのはヤバそうな気がしたのでビニール袋を被せる。根拠は特にない。 f:id:haru067:20200719141025j:plain

撮影

Pixel4を使用し、試しに乾麺を撮影する。 次の4パターンを試す。

  • いつも通り、部屋の蛍光灯で撮る
  • いつも通り、ただし逆光で撮る
  • 今回構築した環境で撮る。レフ板なし
  • 今回構築した環境で撮る。レフ板あり

まずいつも通り撮った場合。 f:id:haru067:20200719141835j:plain 左は適当、右は逆光。
逆光のほうが陰影が出て微妙に立体感がある。 とはいえまあ、いつも通りだなという感じ。

次に今回構築した環境で撮る。 f:id:haru067:20200719141832j:plain 左はレフ板なし、右はレフ板あり。
どちらも麺の黄色さがしっかり出た。 左は絵としては良いかもしれないが、影がわざとらしい気もする。 右はそれが軽減されて自然な仕上がりに見える。

最後に、ラーメンの比較。次の2パターン。

  • いつも通り、部屋の蛍光灯で撮る
  • 今回構築した環境で撮る。レフ板あり

f:id:haru067:20200719141825j:plain 右がいつもの、左が今回の環境。
見ての通りなので特に述べることもないが、確実に良くなっている。

今回は麺が伸びないように急いでとったので、次回以降は角度を変えて撮ったり、ラーメンの系統を変えたりして試行錯誤していきたい。 とりあえず改善が見られてよかった。