最近「タコスのすべて」という番組を見た。 www.netflix.com
見てたら食べたくなったので、作ろう、と思った。
ただ、難しそうに思えた。この番組が伝えているように、料理というのはその地域や文化に強く紐付いている。 食材、調理器具、調理法、あらゆる要素が日本で再現するには不向きに思えた。なので、得意な領域に落とし込んだ上でタコスを作ってみることにした。そう、日本といえばラーメン、ラーメンタコスである。
材料
- トルティーヤ
- 小麦粉(キタノカオリ) 200g
- 春よ恋 全粒粉 10g(5%)
- 水 90ml(45%)
- 塩 4g(2%)
- 粉末かん水 4g(2%)
- オリーブオイル 小1
- チャーシュー
- 豚肩ロース 国産 2割引
- 醤油 50ml
- めんつゆ(鰹) 50ml
- みりん 50ml
- 羅臼昆布 5g
- ニンニク 2片
- しょうが ほんの少し
- 玉ねぎの切れ端 適当
- ローレル 適当
- トッピング
- ニンニク
- 紫たまねぎ
トルティーヤは本来とうもろこしの粉を使ったりするらしいが、小麦粉のみで作る流派もあるらしいので、ラーメンタコスでは小麦のみ使用する。 加水率は麺としては高めで、オリーブオイルを使うのも麺と違うところ。逆にトルティーヤには入れないであろう「かん水」が入っている。ラーメンタコスなので。
チャーシューのタレにはめんつゆを使用した。タコスはラーメンのようにスープがないため、タレに魚介成分を混ぜる作戦。
手順
トルティーヤ
全粒粉と小麦粉。
こねる。
水回しに気を付けつつ、球体になるまでこねる。
zipで圧縮したのち、足で踏んで伸ばしたら適当に切る。
直径15cm程度を目安に記事を伸ばしていく。
クソだるい。
OK
焼いたら完成。
豚
ローレルを適当に載せて、フォークでブスブスと刺し、zipで圧縮して低温調理。
80度、6時間で低温調理。汁がいっぱい出た。
適当にニンニクとか入れてzipで圧縮。冷蔵庫へ。
ブタを漬けたあと
やや高温、長めの時間、フォークで刺して熱が通りやすかったのもあり、脂はしっかり落ちているが、パサつき気味。 とはいえ沸騰したお湯で長時間煮るよりはジューシーさが残っている。
仕上げ
現地の人になったつもりでリズミカルに包丁を叩き、細かく刻む(のは刃が欠けそうなのでやめた)。
ラードを溶かし、
高温で表面をカリカリになるまで炒める。
その間に具を用意。
完成
肉は悪くないが味が薄い。追いでチャーシューのタレをかけたが、醤油よりもやっぱりスパイスの効いた何かと一緒に食べたい感じがある。 トルティーヤは小麦粉の主張が強すぎる。分厚すぎたか。カチカチに固まったナンみたいな味がする。全体的に改良の余地がありそう。
星3.0です。 ★★★☆☆