ラーメン屋の開業に必要な資格を取得する: 食品衛生責任者

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ラーメン屋を営業する上で満たすべき要件は大きく2つで、人的要件と設備要件である。要するに食品衛生を管理できる人間がいて、かつ店自体が衛生的である、ということだ。 今回は人的要件である食品衛生責任者の資格を取得したので、そのことについて書く。

(なお、この記事では東京都での開業を前提とする)

食品衛生責任者とは

素人が下手に説明しても誤解を招きかねないので、以下を参照してほしい。 www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp

栄養士や調理師の資格とは別で、講習を受けることで取得することができる。 食品衛生管理者と名前が似ているが、これは特定の食品を製造する際に必要なもので、食品衛生責任者とは別物である。

そして、食品衛生責任者の資格には有効期限が今のところ定められていない。ゆえに一度取得すれば(仕様変更がない限り)半永久的に使えるということだ。

講習会について

講習は以下のサイトから申し込むことができる。 www.toshoku.or.jp

受講料が1万円で、受講は1日で終了する。申し込みは先着順だが、タイミングによっては2、3ヶ月後になったりもするので、早めに申し込むのがいいだろう。

講習について

おおよそ大学の授業のようなものを想像してもらえば間違いはないだろう。 9:30頃に始まって、16:30頃に終了した。

講義は配布されたテキストをもとに進められる。

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内容は食品安全基本法や食品衛生法といった法律の話や、食中毒、アレルギー、感染症などの食品衛生の話である。 カンピロバクターやノロウイルスへの対策など、身近な具体例を用いて説明してくれるのでわかりやすかったし、勉強になって個人的には面白かった。

講義のあとは選択式の簡単なテストが行われる。難易度は講義を聞いていれば正解できるが、何も聞いてないと厳しいだろうな、とも思った。 自分は全問正解したが、正答率は資格の取得には影響ない?ようだ。

講習後

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手帳が交付される。プレートは必要であれば購入することができる。 飲食店でよく見るやつだ。

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お店はまだないので、自宅に飾ることにした。