セメント系煮干しラーメン

スポンサーリンク

そういえば、汚い煮干しラーメンを作ったことが無かった。

手順

出汁の贅沢さで勝負。

  • 煮干し(愛媛産) 30g
  • 伊吹いりこ 30g
  • あご 7g
  • 宗田節 10g

これらをフードプロセッサーに入れて滅茶苦茶にする。 f:id:haru067:20200716215457j:plain

f:id:haru067:20200716215507j:plain

水に入れて1日放置。

  • 頭昆布(日高) 10g をここで入れておく。

f:id:haru067:20200716215515j:plain

1日経ったら強火でグツグツと1時間ほど煮込む。

f:id:haru067:20200716215537j:plain

香味油はラードに伊吹いりこの香りを弱火で加熱して移す。

  • ラード 20ml
  • 伊吹いりこ 10g

カエシは以下。スープの量が少ないので気持ち濃いめに作る。

  • 海の精 旨しぼり醤油 小4
  • ぬちまーす 2g
  • みりん 小1
  • 酒 小1
  • リンゴ酢 小1/2

f:id:haru067:20200716215555j:plain

スープは最終的に250mlぐらいまで蒸発した。

完成

f:id:haru067:20200716215603j:plain

良い感じのセメント感が出せた。今回はフードプロセッサーを使ったが、ミキサーならよりセメント感が出せるかもしれない。 味、魚スムージー。魚を粉砕して強火で出汁をとったので、味がそうなるのもまあ納得がいく。飲む魚。 意外と煮干し臭さは少なく、伊吹いりこが良かったか、宗田節で軽減したか、塩の臭み消し的なやつが効いたかのどれか。 良い素材を大量に使って濃さの暴力を奮えば旨くなる、という身も蓋もない結論が得られてしまった。

星 3.64です。 ★★★☆☆

おまけ

余ったスープはチャーシュー丼などにかけて食べるとうまい。 f:id:haru067:20200716215613j:plain