目的
ふるさと納税で地鶏(丸鶏)を入手したので、前回とった鶏ガラスープと比較する。
値段はたぶん5000円ぐらい。
手順
肉の部分と骨の部分を分離する。(肉の部分は捨てずに賄いとして食べるので)
重量2kgに対して水3.5Lを入れて、3時間弱火で煮込む。 臭み消しは玉ねぎ、ネギの青いところ、にんにく。
結果
鶏油は150ml程度採取できた。色が凄まじく綺麗。
鶏ガラとの比較。左が丸鶏で、右が鶏ガラ
明らかに、丸鶏の方が澄んでいる。 味は鶏ガラのほうが食べ慣れた鶏臭さ、鶏肉を飲んでるような味がする。 一方丸鶏は口に入れた瞬間に酸味というか、鶏の甘味がグッときて、ゆっくりと消えていく。鍋っぽいといえばいいのだろうか、あまり食べ慣れない味がする。 鶏ガラは後味が強いが、丸鶏は口に入れた瞬間の味が強い。どちらがうまいという話ではなく、味の性質が全く違うように見えた。
おまけ
試しに2つを混ぜて、ラーメンとして食べてみる。
- 鶏スープ 300ml
- 鶏油 15ml
- 頭昆布(日高) 5g
- あご 15g
- ゆず皮
- 豚もも肉(国産) 低温調理 63℃、8時間
- 薄口しょうゆ 10ml
- 塩 2g
醤油スープ
完成
鶏油を多めに入れた結果、黄金色の綺麗なスープができた。 味はさっぱりしていて、シンプルに鶏の素材で勝負している感じが出ている。 ただシンプルすぎて、作品としてはあまり印象には残らないのかもしれない、とも思った。
星 3.4です。★★★☆☆